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12月の例会自薦句を紹介します。

例会は12月3日(土)am9:00~12:00 (主宰午後用事の為変更)
場所はいつも通りの奈良県文化会館1階会議室
出席は28名、欠席投句6名。
時間変更の為か欠席者多し。



並行に走る瓦斯の火うるめ焼く       西谷剛周

うるめ

新米の湯気うすみどりかまど炊く      遊田久美子
その中の真っ赤な落葉栞とす        梅本登志子
漆胡瓶幡残闕の秋の展            小川かえい
秋気澄む六十年の金次郎           尾崎惇晃
若き日の母を泣かせて十夜粥        片岡宏子
いのししや頼みもしない芋を掘る       勝田百合子
小春日やドーラン化粧の旅一座        川真田順子
片足のカマキリと読むニーチェ集       厚井弘志
母のごと醤油片手に大根煮る         神田和子
おとなりも介護施設へ沙羅の花        陶山淑子
凍蝶の落ちたところが飛んだ距離      高木泰夫
秋冷のマンホールには黄の一葉       高橋卯三
山の辺の道にもの買う小六月         高畑美江子
神の留守点検中のエレベーター       寺町容子
張り替えし障子に弾む妻の声         中川きよし
イヤリングキラリキラリと冬はじめ       西谷稔子
老人の声が溶けゆく小春かな         樋本和恵
姿良きミス街路樹の枯木立           平田マユミ
林檎描く首から垂らす眼鏡かな         細川幸治
手のひらに一年を見るゆず湯かな       細川睦子
勇気ある最初に海鼠食いし人          前田ゆきお
墓園にて寒さするどく紅葉映え         松下京子
死ぬ時の言葉考えている牡蠣         松本ふみ子
一年の短きことよ早師走             三木ひろし
こがらしや正論いつも真正面          宮武孝幸
さよならは又会う言葉冬もみじ         宮武悦子
オリオン座地震列島一万年           村上和巳
ポインセチアローマ数字の時計盤       村上春美
冬めくや動いてくれぬ万歩計           森とよこ
赤子にも靴を履かせて七五三          山崎篤
教会の十字架の天銀杏散る           横田明美
二上山へ沈んでゆける秋夕日          吉川喜美子




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皆さまどうぞよいお年をお迎えくださいませ。
では。


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11月の自薦句を紹介します。

11月の例会は11月5日(土)。会場はやまと会議室。
参加者33名。
毎回参加者が増え喜ばしいことです。机の並びは学校方式。



桐の花命のつきる仰臥かな      西谷剛周

桐の花_320

藁ぼつちとんと地を突き立たしけり   遊田久美子
上向いて歩く永さん銀杏散る      いわたたけし
行く秋や野菜の高値続きをり      梅本登志子 
客人に籬の菊も顔を出し         小川かえい
今年米健康寿命いつ尽きる       尾崎惇晃
塩だけの光るおにぎり今年米      片岡宏子
柿赤し沈む夕日も柿の色         勝田百合子
幾千の花びらまとひ菊人形        川真田順子
お点前が上手な君と月見草        厚井弘志
亡き父の座に居るような茸飯        神田和子
吉野にも熊出たるとはやっかいな     陶山淑子
レンコンの穴も無月もやや斜め      高木泰夫
枯欅無量の星の渦の中           高橋卯三
天命は知らず傘寿の日の短        高畑美江子
秋深き仏間に身内これだけか       中川きよし
虫籠に虫いなくなる子供部屋        西谷稔子
高層の雨にけぶれる夜業の灯       樋本和恵
空高し句の詠めそな日でも詠めず     平田マユミ
ぼうさんが転ぶたんびに紅葉す       細川幸治
秋の夜や寝床に入れる疲れかな      細川睦子
団栗落ちて世界と農交渉           前田ゆきお
二つ三つ掃き残されて金木犀        松下京子
犬の尾の喜んでいる荻の声         松本ふみ子
年取るとは斯くも儚い秋の虹         三木ひろし
芒原ひかりの粒子起ち上がる        宮武孝幸
さきちゃんの独り笑いと云う小春       宮武悦子
広い秋空安万侶は書き急ぐ          村上和巳
街路樹もみじぐるっとバス百円        村上春美
ひよ鳥や噂話のながながし           森とよこ
背後から撃たれゐたり威銃           山崎篤
立冬コーヒーカップの割れる音         横田明美
メダル持ち愛ちゃん嫁に秋日和         吉川喜美子





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和巳さんの芭蕉句鑑賞

師走に入り皆様お忙しくしておられることと存じます。

12月の芭蕉句鑑賞をお届けします。



御廟年経て忍は何をしのぶ草   芭蕉

後醍醐天皇は戦後は全く人気がない。
戦前は天皇の事跡の教育に国は力を注ぎ、その筆頭が
この後醍醐天皇だった。
特に「 ♫ あおば茂れる桜井の ♪ 」の歌はそれこそ人口に膾炙していた。
後醍醐は中国皇帝に憧れていて決して普通の天皇とは言えない。
建武の中興も武士の反感を招き、すぐに終わってしまった。
あまりほめられた人ではないと思う。

芭蕉の尊敬した西行や宗祇、利休とは人物のレベルが違う。

通俗的に詠んだ芭蕉の句だ。
芭蕉に駄句多しの一例。

後醍醐が菊の紋を楠木正成に与えた。
菊というのは中国原産でキクも中国語だ。
鎌倉期の初め、菊を愛した後鳥羽上皇が使い始めたもの、
臣下は自然と遠慮するようになっていった。
これら吊り忍より華麗な菊が後醍醐天皇にはあっている。




吉野如意輪寺の芭蕉句碑。

如意輪寺芭蕉句碑_320





第55回竜田川紅葉まつり俳句会

11月27日(日) am10:00~
斑鳩西公民館にて「斑鳩吟社」主催。64名参加。

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当日は雨模様。しっとりと落ち着いた紅葉日和でした。

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pm1:00~ 句会開会 斑鳩吟社西谷代表挨拶。

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選者は右から井波立葉先生、塩川雄三先生、藤本良子先生、中久保白露先生、
西谷代表。


高得点者表彰。
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ふみ子さん特選に。
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表彰の後はお楽しみ入場番号による抽選会。
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幻の入選者。
剛周の特選として今年米       山崎篤
落葉踏みいにしえしのぶ竜田川   勝田百合子
龍田時雨太鼓橋の赤さかな      村上和巳 (特選)
雨音を美しと聞く紅葉狩り       高木泰夫
黄落のあと考えてゐる銀杏      宮武孝幸
神南備の杜の紅葉をポケットに    神田和子
指切りの次の約束もみじ橋      片岡宏子
流水も紅葉も現在進行形       高畑美江子
冬に入る鯉くちびるを分厚くし     山崎篤
紅葉雨捨てきれぬもの捨てに行く   西谷稔子
つま先に残るぬくもり草もみじ      宮武悦子
雨空は紅葉黄葉の万華鏡        横田明美
紅葉川雨中に並ぶうかぬ顔       村上和巳
紅葉川戻るに易き橋かかる       村上春美
淋しさに蹴ってもみたる濡落葉     宮武孝幸
天に触れ地に触れ人に触れ紅葉    山崎篤
一の橋二の橋わたる竜田姫       三木ひろし
城跡に地球のかたち草の絮       西谷稔子
神無月隅で木の葉が集いたる      吉川貴美子
城跡を滔々流る紅葉川          小川かえい
裏起毛付きのパンツを黄葉期      松本ふみ子 (特選)
雨雫まで紅々と紅葉山           横田明美
生と死のあはひに遊ぶ雪ばんば     宮武孝幸
紅葉狩迷い込みたるカテドラル      神田和子
散紅葉傘を回せど離れざる        西谷剛周
散紅葉傘の裏より救急車          西谷剛周
もみじ句の鉛筆がすれ雨湿り        村上春美






〔 この1句 宮武悦子 〕  幻 222号

悦子さんの〔この1句〕を紹介します。

悦子さんの背の君は孝幸さん。
ご夫妻お揃いの句会出席は和やかそのもの。
理想的なご一家の生活ぶりが目に浮かびます。
孝幸さんは「幻」の事務局長。なくてはならぬ人。
おられないと会の運営が立ちゆきません。

孝幸さんの句が紹介されています句集「四季吟詠句集」。

宮武孝幸四季吟詠句集_320







こののちは秋風となり阿修羅吹かむ     大石悦子

阿修羅像




下の画像をクリックしてみてください。拡大されます。

宮武悦子_800





プロフィール

okaei

Author:okaei
* 「幻」例会は毎月第1土曜日
 午後1時30分~
 奈良県文化会館1階会議室にて
 開いています。
 出句7句・会費¥500.-

* 俳誌「幻」をご希望の方に
 見本誌をお送りします。
 ¥140.-切手を同封の上、

 〒636-0141
 奈良県生駒郡斑鳩町稲葉車瀬
 1-14-10
 西谷剛周宛

 句の添削をご希望の方もお便りを
 お寄せ下さい。
 これから俳句を詠もうと思って
 おられる方挑戦してみて下さい。

* コメント欄でのご投句も歓迎です。
 主宰が纏めて当ブログで講評させ
 て頂きます。
 その節はお名前か俳号をお書き
 下さい。

『「幻」に拠る者は冒険をおそれず 
 個性を活かし
 斬新な詩情の探求と表現を
 目指す』
 を憲章に掲げています。
取り敢えず挑戦してみて下さい。

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